「東京都東村山市青葉町4丁目 多磨全生園」
先週末まで都政ギャラリーで開催されていました、
写真家 黒﨑 彰 氏の展覧会に行ってまいりました。
元ハンセン病図書館員の山下道輔 氏と出会い、多磨全生園の重く永い歴史を
黒﨑氏の目線で切り取った、示唆に富んだ展覧会でした。
長閑な風景。
一度は行ってみたい。そんな風景が広がる多磨全生園。
会場には昭和3年頃の多磨全生園の全景写真も展示されていました。
自らもハンセン病の患者である山下氏。ハンセン病に纏わる文献を集め続けた。
ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会の谺雄二(こだまゆうじ)氏と山下氏。
二人とも実に楽しそうだ。
ハンセン病図書館が閉館となる。
山下氏のいろいろな思いが滲み出るような一枚。
山下氏の集めた文献は、国立ハンセン病資料館に寄贈されました。
最後に、写真家の黒崎彰 氏。
ハンセン病と多磨全生園の事を丁寧に説明してくれました。
みんなに知ってもらい、見てもらい、そして考えてもらいたい、
と笑顔で案内してくれました。
黒﨑さん、ありがとうございました。